本文へジャンプ
ここから本文
環境省大臣記者会見・談話等>事務次官会見要旨

大臣記者会見・談話等

事務次官会見要旨(平成18年9月28日)


1.次官会議案件等概略説明

 本日は安倍内閣発足後初めての事務次官等会議でしたので、冒頭、内閣総理大臣、官房長官、3官房副長官が出席されました。最初に総理から御挨拶があり、美しい国づくりを目指して各省しっかり頑張ってほしいというお話がありました。その後、官房長官、3官房副長官からも御挨拶がありました。
 会議案件は、一般案件3件で、特に報告することはありません。
 その後の懇談会で、私から、夏期の軽装期間の終了に当たって一言申し上げました。6月1日から夏季の軽装、いわゆるクールビズを昨年に引き続き実施し、9月30日をもって終了となりますが、御協力ありがとうございましたということ、今年も成功裏に終わりましたので、来年以降も引き続きクールビズの普及に努めたいということを申し上げました。さらに、今後とも温暖化対策が企業や国民に定着するように、クールビズはもとより、冷暖房の温度管理あるいは自動車の効率的な利用など、温暖化防止のための政府実行計画に基づく様々な対策を各府省で率先して取り組んでいただくようお願いしました。
  私からは以上です。


2.質疑応答

質問
 新しい大臣、副大臣、大臣政務官が就任されましたが、御感想をお願いします。

→新たに若林大臣、土屋副大臣、北川大臣政務官をお迎えしました。記者会見も行われ、抱負等もお話されたと思います。それぞれのお立場や角度から、これまでも環境問題に対して理解を持たれており、造詣の深い方々ばかりだと思います。これから若林大臣を先頭に、環境行政を引き続きしっかりやっていきたいと思います。

質問
 冬柴・新国土交通大臣が、道路特定財源の見直しについて、二酸化炭素削減のために活用することをかなり積極的に発言されています。環境省として、今後、国土交通省との連携も含めて道路特定財源の見直しについてのお考えがあればお伺いしたいのですが。

→国土交通大臣の御発言は、私も報道等でも拝見しました。環境省としては、8月末の税制改正要望で、道路特定財源の一般財源化が図られることを前提に、その一部を地球温暖化対策に充てることを正式に要求しました。道路特定財源を巡るいろいろな議論があることは承知していますが、一部は地球温暖化対策に充てるべきとの提案であり、今後もそのような考えで主張していきたいと思います。

質問
道路特定財源の一部を地球温暖化対策に充てるという部分について、環境省として何らかの具体的な考え方や案をまとめて提示することは考えていますか。

→確かに、一部を充ててほしいという要求では、抽象的な面もあるかと思います。環境省では、一方では環境税の議論もしており、税制上の措置が必要だと考えているため、やはり環境税の問題とも絡んでくるとは思います。  道路特定財源はいずれも、もともとエネルギー関連税で、CO2の観点が非常に深いことは事実ですので、一般財源化されるのであれば、やはり温暖化対策にも、一部充てていただきたいと思っています。  道路特定財源について、より具体的な要求などをプレゼンテーションするかどうかも含めて、また環境税との関係も含めて、大臣のもとでよく検討していきたいと思います。

質問
本日夕方に政府の温室効果ガス削減策の取りまとめがありますが、環境省としては、夏場かなり冷房を減らして頑張ったと思うのですが、順調に進んでいるのでしょうか。

→総じて言えば進んでいると思いますが、目標数値と比べてはまだ乖離がありますので、これからしっかりやらなければならないと思っています。詳細については、数字を含めて本日発表されます。

(了)

▲Page Top