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大臣記者会見・談話等

若林大臣記者会見録(平成18年12月12日)


1.発言要旨

 本日の閣議ですが、一般案件1件、国会提出案件9件、法律・公布5件、政令5件、人事案件でした。環境省関連はありません。
 閣議において、麻生外務大臣からシンガポール及びフィリピン訪問について、甘利経済産業大臣からフィリピン訪問についての報告がありました。安倍総理からは、平成19年度予算における公債発行額について発言がありました。既に報道されていますが、平成18年度当初予算における公債発行額の対前年度当初予算比減額4兆4170億円を上回る過去最大の減額を目指すことを明らかにし、歳出削減見直しを徹底することを指示されました。これを受けて財務大臣から、相当困難を伴うけれども、各省庁との間で様々な折衝が行われているがそれぞれ縮減見直しを行っていただきたい、閣僚の協力を改めてお願いしたいという発言がありました。
 私からは以上です。


2.質疑応答

(問)各種世論調査で安倍内閣の支持率がかなり下がっているということですが、その中のコメントで、ネタを深堀りしている段階で来年以降どんどん成果が上がってくるという話もありましたが、ASEAN+3の首脳会談での環境問題も踏まえて、来年度以降、こういうような成果が上がるのではないかというお考えがあればお願いいたします。

(答)閣議ではそうしたことは話題になっておりませんでしたが、総理の意図するところについてイニシアティブをとって、いろいろと指示がでているけれども、そのことがしっかりと伝わらない、それは事務方の説明の仕方に問題があるのではないかということを官房長官が昨日お話されていますが、私もそのような気がします。つまり、小泉内閣以来の諸懸案、例えば道路特定財源の問題が象徴的ですが、あるいは公債発行についてもそうですが、こうした問題が先行して議論がされてきていますので、そういう意味では総理の発言で決着をみたというところが、うまくドレスアップされていないということがあると思います。そのあたりは、これから官邸と各省庁との連絡発表の仕方などについて工夫を要するのではないかと思います。総理は忙しくて、私が総理に御説明をするときもごく短い時間しかとれないのですが、そういう意味では総理のイニシアティブが目に見えてこないということがあるのではないでしょうか。

(以上)

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