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環境省大臣記者会見・談話等>事務次官会見要旨

大臣記者会見・談話等

若林大臣閣議後会見要旨(平成18年9月29日)


1.閣議案件等概略説明

 閣議の報告をします。一般案件4件、国会提出案件1件、配付資料3件でした。環境省関係は、ありません。
 閣議後の懇談で、この夏の軽装期間終了について発言をしました。内容については資料を配布しましたので、ご覧ください。
 以上です。


2.質疑応答

質問
 昨日、東京大気汚染公害訴訟に関し、東京高裁が被告の国・都と、原告のぜん息住民に対して事実上の和解勧告をしましたが、これに関しまして、大臣のご見解をお聞かせください。

→弁論が終結されたという事実は承知をしています。事実上の和解勧告だとおっしゃいましたが、裁判所側から和解による解決の可否も含めた、当時者の意見を聴取する機会が設けられたものであり、裁判所から和解勧告があったとは認識していませんので、今の段階で環境省として、あるいは国としてお答えをすることはできません。
質問
 アスベスト関係ですが、昨日、全国知事会が特別委員会を開いて、拠出に対する考え方が取りまとめられました。ただ、一都三県が未だに強く反対していて、あくまでも国の責任だから、県が出す必要はないのだと言われていますが、今後の説得と、全体の理解を得る見通し、それと、各都道府県の拠出割合、金額がまだ決まっていませんが、それを示す時期の目途をお願いします。

→気が早いですね。兼ねての課題でした、地方公共団体側からの基金造成についての協力は、茨城県知事を始め、ここまで話を進め積極的に取り組んでいただいた知事会の姿勢に感謝しています。ありがたいなと思います。異論のある知事さんもおられると聞きしましたので、我々もご理解をいただくよう努力をしなければいけないと思いますが、全国の知事さん方の意見を受けて知事会は行動を起こしたわけですから、その主体は知事会であり、円満にまとまるように進めていただきたいと思います。今後知事会から国に、何かこういうことをしてもらいたいということがあれば、当然我々も努力はします。
質問
 昨日発表された各省庁の二酸化炭素削減計画について。去年より3.5%減ったという事ですが、目標にはまだまだ足りません。今後7%の削減が達成できるか、お聞かせ下さい。

→できるように、一層の努力を強めて いく以外にないですね。
 大臣室に洗面所があるのですが、電気便座は使用後ちゃんと閉めましょう、閉めると、それだけ電気の消費が少なくなりますよとアナウンスがあるんです。そういうことを一つ一つ認識して、消費電力を少なくすることが体に染みつくまでには時間がかかるでしょうけれど、こういったことが国民の無意識の中にしっかりビルトインされるよう、意識改革をしなければならないと感じました。
 クールビズは、国民の理解を深めることに大変効果があったと思います。少し涼しくなってきたので、今日の閣議、閣僚懇は、ネクタイしていないのは私だけでしたが。必ずネクタイを外さなければいけないといった、一義的な、画一的なことではないと思います。それぞれの方が、無理なくやっていける状況をつくっていきたいと思います。

(以上)

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