環境省大臣記者会見・談話等


小池大臣記者会見録(平成18年7月28日)

1.発言要旨
  今日の閣議ですが、一般案件2、国会提出案件1、政令1、人事4、配布3、環境、沖縄・北方関係のものはありませんでした。
  失業率、有効求人倍率などの最新値が出ました。6月の全国の完全失業率は4.2%、沖縄の完全失業率は8.1%で前月比0.3ポイントの上昇でした。前年同月比でも0.4ポイントの上昇です。
  有効求人倍率ですが、全国は1.08、沖縄が0.47で、前月より0.02ポイントの上昇。前年同月比では0.03ポイントの上昇です。
  他に、海外出張に出られていた大臣からの報告がありました。
  閣僚懇ではタウンミーティングの報告と、特区担当大臣からの報告の後、特区についてしっかり取り組むべしと小泉総理から檄が飛びました。
  私からは以上です。

2.質疑応答
(問)自民党総裁選に関して、昨日、谷垣財務相が正式に出馬を表明されましたけれども、ふさわしいリーダー像についてどう思われますか。また、御自身も総裁候補の1人と言われていた時もありますけれど、御自身の出馬について改めてどのように思われるかということをお願いします。

(答)私のことはともかく、谷垣大臣が昨日公式に立候補表明をなさったということで、これからが本当の意味でのスタートになると思います。今日の夕方、私も加盟している東京都連で最初のセミナーがありますが、これ以降、総裁選のスタートを感じると思っています。
  私にとっては初めての自民党総裁選なので、様子がよくわかりません。現在環境を担当する大臣とすれば、一言、環境行政をしっかりやってくれる人、ということです。
例えば、クールビズの成功は、総理が率先し、そして揺るぎない姿勢を示したことに起因していると思っています。やはりトップがどういう姿勢を示すかということは極めて大きいことなので、このポイントをこれからも見ていきたいと思っています。

(問)北部振興協議会が例年この時期に開かれているのですが、今回の開催予定はどのようになっているのでしょうか。

(答)地元の要望に基づいての北部振興事業案について、例年並の時期の実施ができるように今、政府内で調整を行っているところです。また、来週中には、今年度の実施事業を公表できる見通しということになっております。
  それから北部振興協議会、これについては、今回は開催されないということです。それは閣議決定で明確に記されているところであって、今日の沖縄の報道では、県が参加しないから開かれないと書いてあるように思われましたけれども、そうではなくて、もともと協議会そのものを政府方針は廃止する、という理由でもって、北部振興協議会などは今回開催されないということであります。
  ただし、地元の要望は伺っておりますので、概算要求で、非公共と公共それぞれ50億円を要求する方向で、今、調整を進めているところです。

(問)防衛庁が県抜きで協議機関を設置すると言っているようなんですが、その場合、内閣府としては参加されるんでしょうか。

(答)いろいろ防衛庁の首脳の発言などが報道されているようではありますけれども、この時点で具体的にどうするということは、まだ決まっていないわけで、なおかつ引き続き地元の沖縄との十分な調整を行うことが、私は重要だと考えておりますので、これについても今後ともやっていきたいと思っております。

(問)沖縄県の嘉手納飛行場で、連日未明に戦闘機が離陸しておりまして、騒音問題が大分深刻になっていることがあるんですが、これについてどう思われますか。

(答)この件について、私は十分な報告を受けていないので、ちょっと調べてみます。

(問)沖縄復帰特別措置法に基づく酒税の軽減措置の延長なのですが、内閣府の考えはいかがでしょうか。

(答)これについては、県が判断されて、要請されるということを聞いておりますので、それを受けて総合的な判断をしていきたいと思っています。

(問)水俣病関係です。来週もう8月に入りますが、懇談会は今、有馬先生が調整しているのは存じ上げていますが、次回開催の目途はいつぐらいを考えておられるのか。もしくは、大臣として希望はいつぐらいが良いと思っておられるか、お聞かせ下さい。

(答)有馬先生は、他にも多々、責任ある役職を受けておられるなか、本当に熱心にこの件についてお骨折りいただいていることに敬意を表しています。
  そしてまた、委員の方々が極めて熱心に取り組んでいらっしゃるからこそ、協議に時間がかかっていると思っています。調整は、有馬先生、そして委員の皆様にお願いしているので、その結果を待ちたいと思っています。

(問)閣議で、皇太子御一家がオランダを訪問されるという報告されたと思うんですが、海外生活が長い大臣として、海外での静養といいますか、今回のことについてはどのような印象を受けていらっしゃいますか。

(答)海外生活はそう長くはないと思いますけれども。今日閣議で実際に、そういう報告を受けたことは事実ですけれど、それ以上述べることはありません。

(問)海外生活はいいことというか・・・。

(答)いろいろな御経験があってよろしいのではないかと思います。

(以    上)