環境省大臣記者会見・談話等


小池大臣記者会見録(平成18年6月9日)

1.発言要旨
  本日の閣議ですが、国会提出案件23、交付11、法律1、政令3、環境省主請議のものとして特殊自動車排出ガス規制に関しての政令がありました。
  閣僚懇では、大臣の海外出張について、これまで誰も行っていないところに行ってくださいとの確認がありました。
  私からは以上です。

2.質疑応答
(問)水俣病ですけれども、誠実な政治決着によって解決を図るという考えですが、地元では既に意見が分かれている、まとまりそうにもないという情報があると聞きましたが、これについて大臣の今のお考えを聞かせていただけますか。

(答)地元がどういう状況になっているのか、最新のところはよくわかりませんが、各種団体があり、それがまとまらないと政治解決であれ何であれ、その意味が薄れてしまうと思います。これからそれぞれの団体をまとめる努力は必要なのかなと思っています。

(問)対中円借款の凍結解除ですけれども、改めて賛否、お願いします。

(答)環境については、まず中国が自己責任においてやるべきだというのが第一点。
  それから、我が国の環境技術などについては、我が国として協力する用意はありますが、むしろ民間を主導にすべきだとの考えです。

(問)経済協力会議では反対の意向を示されたのでしょうか。

(答)あそこは反対、賛成を議論する場ではありませんので、私はむしろ各種ODAの問題点などについて縷々述べたということです。

(以    上)