環境省大臣記者会見・談話等


小池大臣記者会見録(平成18年5月16日)

1.発言要旨

 おはようございます。
 今日の閣議ですが、一般案件が1件、国会提出案件が9件、公布が2件、政令が2件、環境関係では質問主意書が1件ありました。社民党から、容リ法に関連するものです。
 閣議では、ダルフールの関連で拠出するということが1点ありました。
閣僚懇では、官房長官、そして私から、6月1日からのクールビズについて、協力をお願いしたところです。冷房設定温度28℃ということをより徹底していただくため、改めてクールビズを呼びかけたところです。昨年は、クールビズによって冷房を控えていただき、約46万トンCO2、約100万世帯の1カ月分の排出量に匹敵するCO2が削減されました。約100万世帯というのは、大阪か名古屋、もしくはその中間ぐらいの規模の都市に匹敵するので、皆さん、総力を挙げてやってくださるとこれぐらいの効果が出るということです。今年はアパレル業界がクールビズについて、早々といろいろな商戦を展開しておりますので、さらに拡大することを願っております。
 それから、今年のクールビズは、アジアと連携していきたいという気持ちを込め、クールアジア2006というファッションショーを5月31日に行います。こちらには閣僚と、アジア各国の在日大使をモデルにお願いいたしまして、去年は万博会場で行いましたが、今年は表参道ヒルズの大階段を使ってファッションショーをやり、啓発していきたいと思っています。
 自治体からは、沖縄県のかりゆしを広めていただきたいということから稲嶺知事、それから、小千谷ちぢみなどで頑張っておられる新潟県知事にも御出席をお願いしているところです。
 クールアジア、よろしくお願いします。
 アジアのホテルに行ったら本当に16℃とか、とにかく冷蔵庫みたいに冷やすのがサービスだと思っているきらいがあって、それで私は大体体調を壊しちゃうんですよね。ですから、アジアでもエアコンのきかせ過ぎをもうちょっと考えてみてと呼びかけていきたいと思っております。
 私からは以上です。
 

2.質疑応答

(問)閣僚はまだ決まっていないのですか。

(答)その日に時間的に都合のつく方々ということでお願いをしています。

(問)先日、ワールドカップのメンバーが決まりまして、改めてジーコ監督のチームに対して何かエールというのはありますか。

(答)ジーコジャパンのメンバーが揃ったわけですから、選ばれた限りは、最大限の力を発揮していただきたいと思っておりますし、ぜひトロフィーを風呂敷に包んで持って帰ってくだされば、これ以上の喜びはないと思っております。

(問)今日から教育基本法の改正案の審議に入りますが、今おっしゃったような応援のファンとは別に、国民に対して国を愛する心というのをちょっと強制するような内容が入っているんですが、それに対して、例えばお考えがあればお聞かせいただけますか。

(答)もう与党案で出しているわけですし、また対案として民主党が出しており、審議の中で着実に合意といいましょうか、しっかりと成立することを期するというのが私の態度です。

(問)米軍再編に係る地域振興策に関してなんですけれども、沖縄の振興策についてどのような対応をされるのでしょうか。

(答)再編に対して地域の振興などにも心を配っていくというのは私の立場でもありますし、また、先だって島袋名護市長、そして北部の町の代表の方々もお見えになりました。この件についても政府として配慮していく必要があると思っております。
 基本的には、地域振興は、地元との一体感というか、地元の積極的な取組みが必要です。先日は、地元からの要請が来ましたので、今週は内閣府の方から担当者を送りまして、さらにそれを詰めていくという作業をやっていきたいと思っております。

(問)それはいつの予定ですか。

(答)今週です。

(問)それは意見交換の初回という位置づけでよろしいでしょうか。これからずっと続いていくということでしょうか。

(答)今週、人を送っているということです。

(問)面会するのはどなたですか。

(答)地元の必要な人に会います。
 

(以    上)