1.発言要旨 (問)山口のシグマパワーに関して、今回の問題は目標達成計画に、新規事業者から排出されるCO 2 の量をしっかりと組み込んでなかったことに問題があると思うのですが、今後 、その目達計画の見直しの前倒しの検討を、大臣はお考えですか。 (答)現在は質問書を経産省に提出した段階です。新規参入の業者が石炭火力であることから、慎重に審査をする必要があると考えています。ただ、今の御質問については、特に今の時点でどうこうということは考えていません。 石炭でも、クリーンコールテクノロジーなど色々あります。石炭はすべてだめということではなく、どうやってクリーンなエネルギーを得ていくかという観点から質問しているということです。そういう中で、実質的なトレンドは定まっていくと思っています。 (問)今回の計画は 12 年からなので、議定書の約束期間の最終年に引っかかりますが、これを 13 年以降にして何とか目標達成計画をクリアできないかという考え方が経産省内にあるようなのですが、そういった考え方についてはどうお考えでしょうか。 (答)お答えする価値がないと思いますけれども。 (問)アスベストについてです。地方環境事務所等、環境省が受け付けるものに対しては、例えば申請者に労働履歴がある場合は、労基署でも受け付けるということを言うことがあると、お聞きしているのですが、労基署では申請者に労働履歴がない場合は、それ以上のことを言わないという様な話も出ているようですが、そのあたりについて、大臣は労基署に対しても環境省でも受け付けるなどと言うことを求めていくとは思うんですが。 (答)ご指摘の点は聞いておりませんが、申請者の利便を考えると、ある種のワンストップサービス的な形になるのが望ましいと思っています。そこでたらい回しにされるということは一番避けるべきだというふうに思っています。今、保健所との関連は厚生労働省と調整中なのですが、話をきっちり詰めていきたいと思っています。 (問)当然、労基署もそれはやるのでしょうか。 (答)そうしていただくのが申請者にとって必要だと私は思います。国会でも、一つに持っていってだめだった時はどうするのかというような御質問を受けた記憶があります。そこでも同じ趣旨のことをお答えしていると思います。
最後に、昨日は各紙、各番組などで京都議定書1周年を扱っていただいてありがとうございました。またよろしくお願いします。
(以 上)
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