外来生物の適正な飼育に係る「環境大臣談話」(平成17年9月30日)

環境省大臣記者会見・談話等


外来生物の適正な飼育に係る「環境大臣談話」(平成17年9月30日)

最近、ヘビやサソリなどの外来生物が野外で発見されたという報道が相次いでいます。これらの生物は、ペットとして飼育されていたものが逃げたり、捨てられたりしたものと言われています。

私は、このような事件が続くことは、たいへん憂慮すべき事態であると考えます。

外来生物の中には、野外に放たれると人の生命・身体に危害を及ぼす危険があるものや、生態系や生活環境などに被害を及ぼすおそれのあるものがあります。

外来生物を飼っている方々は、最後まで責任を持って飼育してください。また、外来生物をペットとして販売する業者の方は、購入される方々に対して「捨てない、逃がさない」というマナーを広めてください。

外来生物の適正な飼育については、環境省としてホームページへの掲載や報道発表などあらゆる機会をとらえて普及啓発を一層進めることとしています。

国民の皆さまにおかれましては、外来生物の適正な飼育について御理解いただき、今後このような事件が起きないよう御協力をお願いいたします。