環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


記者会見大臣発言要旨(平成16年6月1日)

(大臣)閣議の案件ですが、国会提出案件が6件、公布が3件、政令が2件でした。環境省関連はありません。以上です。


(質問)補助金の削減について、その原案が出たりして、いろいろと改革の中で位置づけられていますが、補助金の問題について、大臣はどのような見解を持っていらっしゃるのか、改めてお聞かせ下さい。
(大臣)まだ原案で、調整等も進められているようですが、答申が出ているわけでもありませんし、個々の補助金の話も出ておりませんので、まだ明確に申し上げることはないと思います。三位一体ということで、基本的には地方と中央のあり方をきっちり整理していくことは必要であり、遅すぎることはあっても早すぎることはないと思っております。

(質問)先週、今度のサミットで総理が、省資源推進構想を出されるとか、来年日本で環境担当大臣の閣僚会議を提案するという内容の報道がありましたが、現段階で、大臣から何か公表できるような話があれば、お聞かせ下さい。
(大臣)現在調整中です。日本としての何らかのメッセージの中の一つになればいいなとは思っています。

(質問)昨日のデニス・クエイドさんとの対談で、大臣から、百万人の環の消灯キャンペーンポスターを渡していらっしゃいましたが、環境省と提携しているNGOが、今年は世界にいろいろと協力を働きかけ、環境省も働きかけをする予定という話ですが、どのようなアピールをされていくのでしょうか。
(大臣)国内的には、6月20日の午後8時にカウントダウンでライトダウンをしていくので、そこでいろいろ準備をしているようです。そういうアイディアについて、昨日もデニス・クエイドさんや監督さんにご協力をということで、夜もちょっとしたレセプションのような時にお話をしまして、どういう形でできるのか、さらなる呼びかけも含めて考えていきたいと思っています。ちなみに、昨日、主演俳優の方達が来られた時に、日本のすばらしい自然を知っていただこうと思って、本を差し上げました。映画では本を燃やしていたのですが、「この本は燃やさないでね」ということを言いました。大切にしますとおっしゃってました。今回のアメリカ映画では、世界に対して発信ということですが、気候変動と言葉ではわかっても、いったい何なのか、ましてや温暖化とは逆のことが進む映画なんですが、こういう形でビジュアルでわかりやすくというところから、意識が深まっていけばいいなと思っています。

(質問)昨日、レスター・ブラウンさんとお話されていると思いますが、何か印象に残ったこととかありますか。
(大臣)この前はモーリス・ストロングさんとお会いしました。昨日はレスター・ブラウンさんとお会いし、共通することは、北京の帰りに寄っているということです。中国ファクターということを、みんな重視しているという表れではないかと思いますが、確かにそうだろうということで、いろいろ情報交換等をして、非常にためになりました。

(了)