環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


記者会見大臣発言要旨(平成15年7月4日)

(大臣)本日の閣議では、一般案件が4件、国会提出案件が4件、法律の公布が3件、政令が3件、人事案件が3件ありました。


(質問)京都議定書関連ですが、今、外務省主催で2013年以降の枠組みに関する非公式国際会合が開かれています。また、経済産業省では審議会レベルで将来の枠組みについての議論をしています。環境省としてもそういった議論を始めようということで、第2約束期間以降の議論が活発になってきていますが、一部に、今の京都議定書に欠陥があるという問題意識を出発点にしている議論がありますが、そういった今の動きに対して、大臣はどのようにお考えですか。
(大臣)京都議定書については、今の京都議定書を発効させることが重要だと思っています。将来に向けてのグローバルな取組の枠組みづくりは必要ですが、第2約束期間以降について、今の枠組み以外のものを今からつくるということではなく、今は、とにかくきちんと出来るだけ早く京都議定書を発効させ、その中で、それぞれの国が約束をきちっと守っていくことが大事だと思います。

(質問)今日は閣僚懇談会で、特に政局についての話は出ましたでしょうか。
(大臣)ありませんでした。

(質問)神栖町の件について、住民の方が今日にも要望書を出したいとおっしゃっているようなのですが、なかなか住民の方の不安が解消されないまま、事態が進んでいると思います。その点について大臣はどのようにお考えでしょうか。
(大臣)要望書の件については報告を受けていません。住民の方のご意見も伺いながら、根本的に安心を持っていただくには、早く原因を見つけて、因果関係を明確にすることが必要だと思います。毒ガスの入った弾頭のようなものが発見できれば、それを安全な形にしていくということにつきると思います。そのためにも調査をしっかりやっていかなければならないと思います。


(了)