環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


記者会見大臣発言要旨(平成15年2月25日)

(大臣)本日の閣議は小泉総理が韓国へ行かれていますので、福田官房長官が代わって主宰されました。一般案件が1件、国会提出案件が1件、政令が2件、人事案件が3件ありました。環境省関連はありません。
 閣議後の閣僚懇談会では、塩川財務大臣からG7財務大臣会議の報告がありました。


(質問)鹿沼市の廃棄物担当者が殺された事件を受けて、警察との連携を密にしていくと
おっしゃいましたが、その後具体的にどんな動きがありましたでしょうか。
(大臣)先般来の報道を見て、現場では大変なことになっているんだなという思いを強くしました。先日も申し上げましたが、2月17日に環境省の担当課長が警察庁に出向きまして、各都道府県と各県警とでお互いに協力をして、各都道府県の廃棄物担当部局への警察からの出向を増やしていただくよう申し入れをいたしました。また、環境犯罪に対応するための環境犯罪対策連絡会議というものがございますが、この会議を3月5日に開催する予定です。もう一つ、廃棄物処理業者の中に暴力団関係者がいたり、実質的に暴力団の支配下にある法人があったりするため、警察の中の暴力団関係の担当者との協議会がございます。こちらの会議は、明日、2月26日に開催する予定です。これからも警察との連携を強化していきたいと思っています。

(質問)協議会は両方とも従来からある既存のものですか。
(大臣)はい。従来から設置されているものです。

(質問)環境犯罪対策連絡会議も既存のものですか。
(大臣)はい。環境犯罪対策連絡会議と産業廃棄物処理業暴力団対策連絡協議会の2つですが、どちらも従来からあったものです。

(質問)それぞれの会議で、環境省からはどういうお話をされる予定でしょうか。
(大臣)会議の内容は現状認識や、一般的な情報交換、意見交換ということです。常にそういうことをするのが大切ですので、幅広い内容になると思います。

(質問)鹿沼の事件に限らず、全国的な話をするのでしょうか。
(大臣)はい。

(質問)特に環境省から提案をされることはありますか。
(大臣)まだ、具体的な協議項目については聞いていません。一般的、全般的な情報交換という認識でおります。


(了)