環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨

記者会見大臣発言要旨(平成14年10月23日)

(大臣)本日の閣議では、一般案件が2件、法律が2件、政令が4件、人事案件が3件ありました。環境省関連はございません。
 COP8が始まりましたが、国会の同意を得ることができましたので、私も参加することにいたしました。29日に出発し11月1日の朝帰国する予定です。現地では、30日、31日に行われる閣僚級の円卓会議への出席を中心に、また、各国の環境大臣や責任者が出席されるので、バイの会談を何件かできるのではないかと期待しております。

(質問)バイ会談の相手国については、具体的に決まっていますか。
(大臣)現在調整中で、まだ決まっていません。

(質問)COP8に参加されるにあたり、具体的な目的をお聞かせ下さい。
(大臣)対処方針について、最終的な打ち合わせをしておるところです。私が考えておりますのは、一つは、京都議定書にまだ参加を表明していない国に対し、いろいろ事情があることは承知していますが、日本としては参加を促していくことが大切だと思っています。もう一つは、第一約束期間の後のことですが、今から具体的にどの程度議論が出来るかということはあろうかとも思いますが、途上国を俎上に乗せる努力はしなければいけないと思っています。

(質問)不良債権処理とデフレ対策のために、補正予算を組む必要があるという議論が出ています。補正予算について大臣はどうお考えでしょうか。
(大臣)小泉総理からも度々お話がございますが、今国会には補正予算案は出さないということであります。昨日も、現下の、足下の実体経済をちゃんと見つめて、しっかりとそれに大胆かつ柔軟に対応するとおっしゃっていますので、新聞報道にもあるように、次期通常国会においては、具体的に議論されると思います。

(質問)北朝鮮からの拉致被害者の一時帰国について、北朝鮮へ返す、返さないというような話が出ています。この件について閣僚懇談会で何か話は出ましたか。
(大臣)何も出ませんでした。

         (了)