記者会見大臣発言要旨 (平成13年3月9日)

  本日の閣議案件として環境省案件は法律案が2件、地方自治法等の一部を改正する法律案と温泉法の一部を改正する法律案がありました。政令で環境省案件は1件、悪臭防止法施行令の一部を改正する政令がありました。環境省関連は以上です。閣僚懇談会では特になにもありませんでした。


(質 問)森総理の退陣表明が近いと報道されていますが、閣僚懇談会でそのようなお話はありましたか。
(大 臣)なにもありませんでした。

(質 問)本日ミクロネシア連邦大統領との会談がありますが、大統領の方からどのようなお話があるのかご存じですか。
(大 臣)大統領からどのようなお話があるのかはまだ知りませんが、私としましては地球温暖化関係のお話があると思います。南太平洋の島嶼国にとって地球温暖化は深刻な問題です。先日もキリバスの大統領にお会いしてそのようなお話をしました。温暖化の交渉において途上国というのはG77アンドチャイナというふうに1グループになっているわけですが、その内部は発展状況や地理的な問題によってかなり分かれています。今までの交渉の過程では、島嶼国は大きな問題を抱えているのにも関わらず、全体の中で表に声が出てくることがあまりありませんでした。島嶼国の困難な状況については充分に理解もしていますし同情の念も持っており、これまでも人材派遣をしたり防波堤を作ったりしています。会談では、自分たちの主張を会議の場でもっとはっきり伝えたら良いのではないかというお話をしようと思っています。

(質 問)キリバスの大統領とはどのようなお話をしましたか。
(大 臣)同じようなお話をしまいた。キリバスも大変な状況なので理解を持って下さいという話がありました。

(了)