1.日時 平成26年9月12日(金)10:30~12:30
2.場所 一般財団法人日本気象協会 第一・第二会議室
3.出席者(五十音順 敬称略)
- (委員)
- 板野 泰之 井上 和也 指宿 堯嗣 岩崎 好陽
浦野 紘平 大原 利眞 金谷 有剛 坂本 和彦
紫竹 益吉 下原 孝章 八田 拓士 橋本 光正
星 純也 若松 伸
(欠席者)
秋元 肇 竹内 庸夫 向井 人史 - (事務局)
- 一般財団法人 日本気象協会
4.議題
(1)平成26年度光化学オキシダント調査検討について
(2)シミュレーションによる要因の検討について
(3)シミュレーションによる対策の検討について
(これまでの対策が現状のオキシダント濃度に及ぼした影響の検討)
(4)その他
5.配付資料
- 資料1
- 平成26年度光化学オキシダント調査検討について
- 資料2
- シミュレーションによる要因の検討について
- 資料3
- シミュレーションによる対策の検討について
(これまでの対策が現状のオキシダント濃度に及ぼした影響の検討) - 参考資料1
- 平成26年度光化学オキシダント調査検討会開催要綱
- 参考資料2
- 光化学オキシダントの環境改善効果を適切に示すための指標について
(中間とりまめ)
6.議事内容
議題(1)平成26年度光化学オキシダント調査検討について(資料1)
- 事務局より「平成26年度光化学オキシダント調査検討について」の説明を行い、議論が行われた。主な意見は以下のとおり。
- 作業部会の役割は、「シミュレーションを用いた解析の方針、具体的な解析内容および解析結果について検討すること」であることを確認した。
- 「シミュレーションによる要因の検討について」は、「シミュレーションによる光化学オキシダント生成に影響を及ぼす要因の検討について」に修正する。
- 「シミュレーションによる対策の検討について」は、「シミュレーションによるオキシダント対策の方向性について検討について」に修正する。
- 図3-1において、「現状の汚染要因の検討」は、「オキシダント長期的変化要因等の検討」に修正する。
- モデルを設定するうえで、粒子化モデルについても考慮することが必要。
議題(2)シミュレーションによる要因の検討について
- 事務局より「シミュレーションによる要因の検討について」の説明を行い、議論が行われた。主な意見は以下のとおり。
- 2010年について、代表年として適しているかどうか検討が必要。
- 植物起源の粒子からBVOCの排出量を逆算するアプローチが可能かどうか検討すること。
- 感度解析で変化させる排出量の定義について明確にすること。
- 人為起源VOCの削減効果をみるためにも、BVOCが評価する年によって大きく異なっていないかチェックする必要がある。
- 10km格子間隔では、タイトレーションの効果を十分に再現できない可能性があるため、観測データとシミュレーション結果を併せて評価することが必要。
- 大気質モデルの精度評価について、可能な範囲でVOCの成分についても検討することが望ましい。
議題(3)シミュレーションによる対策の検討について
- 事務局より「シミュレーションによる対策の検討について」の説明を行い、議論が行われた。主な意見は以下のとおり。
- 「これまでの対策が現状のオキシダント濃度に及ぼした影響について検討する」は、「これまでの対策が現状のオキシダント濃度に及ぼした影響を解析し、今後の対策の方向性について検討する」に修正する。
- 不確実性についての解析結果は、対策を立案する上で考慮できるような形で取りまとめる。
- 8時間平均値の日最高値の98パーセンタイル値の3年平均値という指標をシミュレーションによる解析でも活用する。
- 固定蒸発VOCの排出規制や自動車の排出規制といった過去の規制による効果の評価も次年度以降行うことが必要。
以上