大気環境モニタリングの在り方に関する検討会 第２回 議事要旨

○ 事務局から、資料の説明が行われ、大気環境測定局（地点）の設置数に係るガイドライン（案）等について委員の間で討議が行われた。

○ 資料３（大気環境測定局（地点）の設置数に係るガイドライン（案））について、主な意見は次のとおり。

• 地域的視点からの測定局数の算定が重要である旨を更に強調すべき。
• 環境基準が達成されている地域においても、環境影響評価に用いたり、住民のニーズに応えたり、工場の稼働状況を確認する等、常時監視の体制を維持することの社会的な有用性があることを記述すべき。

○ ガイドラインについて、検討会での議論を踏まえ、[1]全国的な視点と[2]地域的な視点の両方による検討結果を総合し、都道府県ごとの望ましい測定局数を算定する方針が了承された。なお、[1]全国的視点からの検討において複数のケースの案が示されていた事項（資料３の３．（２）(a)及び(b)）については、

• 人口及び可住地面積による算定（区分２「7.5万人に１局又は25 km2に1局」）
• 濃度レベルに対応した測定局数の調整（区分ｃ　濃度レベル高、中、低を「基準未達成及び達成（基準値の７割超）」「基準達成（基準値の３割超）」「基準達成（基準値の３割以下）」）、を適用することとなった。

○ 次回検討会は６月１３日の週に開催。報告書をとりまとめる。