環境省大気環境・自動車対策大気汚染状況・常時監視関係環境大気測定機の信頼性評価検討会

第4回 環境大気測定機の信頼性評価検討会 議事概要


1.日時 平成18年3月29日(水)10:00~12:00
2.場所 住友芝大門ビル(9階)
3.議事 (1)光学フィルター以外の問題について
(2)並行試験結果について
(3)報告書案について

4.議事
(1)光学フィルター以外の問題について
  環境省より光学フィルター以外の問題について説明が行われた。委員からの主な意見は次のとおり。
  • 島津の計画では4月末までに島津製NOx計を全て改修するということだが、少しでも早く全測定機について改修し、また、改修した測定機が再度不具合を起こさないよう、島津に強く求めるべき。。
     

(2)並行試験結果について
 (社)日本環境技術協会より、淵野辺十字路測定局の再試験結果の報告を含め、並行試験の最終報告の説明が行われた。
 

(3)報告書案について
 環境省・事務局より報告書案について説明が行われた。委員からの主な意見は次のとおり。概ね報告書案は了承され、委員長確認の上報告書をとりまとめることになった。

  • 光電子増倍管のばらつきによる干渉成分の影響のばらつきは、光学フィルターが装着されていれば無視できる。
  • 追加の並行測定の実施前に、メーカー間の機差の試験や、改修した測定機の機能を確認することが必要ではないか。
  • ドイツやアメリカのような測定機の認証制度について日本でも検討していくべきではないか。
  • 環境大気常時監視マニュアルについて、遵守しなければならない部分を明確にすることが望ましい。