昔も今も太鼓の音が仕切る名湯の1日
道後温泉振鷺閣の刻太鼓

太鼓

愛媛県松山市

●よく聞ける時期
年中無休で毎日・秋から冬の空気の乾いている時はよく聞こえる。

●よく聞けるところ
道後温泉本館付近

●寄りみち
松山は、松平十五万石の旧城下町、松山城は市の中心部に立っている。また夏目漱石の名作「坊っちゃん」の舞台になったり、正岡子規や高浜虚子ら俳人を生んだ文学の香り漂よう町。名湯道後温泉に浸り、ゆっくり町歩きを楽しもう。

 午前6時30分、道後温泉本館から威勢のいい太鼓の乱れ打ちの音が聞こえてくる。そして、開館を待ちかねた人々が朝湯につめかけて、あたりは活気づく。

 日本最古の道後温泉は、全国でもベスト10に数えられている名湯だ。その昔、一羽の傷ついたシラサギが湯につかって傷を治したことから、湯治場として知られるようになった。さらに、夏目漱石著「坊っちゃん」が、決定的に道後を有名なものにした。

 街は多くの宿が立ち並び、中心的な存在が、古風な明治建築の道後温泉本館だ。その屋上にある太鼓楼・振鷺閣が、明治27年、(1894)から道後の朝を告げてきた。あとは正午に12回、夕方6時に6回太鼓を打ち鳴らして時を告げている。

アクセス

市内電車=JR松山駅から市内電車道後温泉行きで25分。
バス=松山空港から臨時特急バス道後温泉行きで40分。松山観光港から市内バス45分。
マイカー=松山自動車道川内ICから30分。または松山ICから25分。

<問合わせ先>
道後温泉事務局・愛媛県松山市道後湯之町5−6、089・921・5141