| 長い時の流れを経て、今も技が奏でる。 因州和紙の紙すき |
鳥取県青谷町・佐治村 ●よく聞ける時期 ●よく聞けるところ 佐治村…村全域で聞こえるが、とくに津無地区、つく谷地区が盛ん ●寄りみち |
因州和紙は、1千年余りの歴史があるといわれる和紙産業であるが、明治時代には1300業者あったものが、いまでは26業者余りに減少している。 ここには、画仙紙を中心とした手すき和紙の技術が伝承され、その生産工程のなかで、清らかな水に溶かしたミツマタなどの繊維を汲み取り、「ちゃっぽん、ちゃっぽん」と何回も何回も簀桁を揺り動かしながら、紙をすき上げていく。 この温もりのある紙すきの音は、集落内を歩いていると、点在する手すき場から聞こえてくる。 山間の家並の中に静かにもれる、磨き抜かれた技が奏でる音は、ふるさとの伝統的な風物詩として親しまれている。 |
アクセス 列車・バス=《青谷町》JR山陰本線青谷町駅から小畑行きバス10分で、山根、河原下車。《佐治村》JR因美線用瀬駅から日の丸バス20分、福園橋バス停下車、徒歩3分。 <問合せ先> |