今も昔も詣でる人々の耳を楽しませてくれる
善光寺の鐘

長野県長野市

●よく聞ける時期
1年中休むことなく、毎日朝10時から夕方4時まで、毎正時に時の鐘が鳴る。

●よく聞けるところ
昔は遠くまで聞こえたというが、今は善光寺周辺の約400メートル範囲となり、とくに市民の憩いの場所である城山公園でよく聞こえる。

●寄りみち
城山公園の一角にある信濃美術館に隣接する東山魁夷館は、信州にゆかりのある東山魁夷の日本画を展示。優しい画風で描かれた作品は、旅ごころと仏ごころをも誘う。

 長野市は善光寺の門前町として栄えてきた。善光寺は大昔から極楽往生をかなえてくれる仏さまとして語り継がれ、「一生に一度は善光寺参りを」と庶民からも厚い信仰を受ける古刹だ。

 梵鐘は高さ180センチで、多数の印刻名がある。それによると寛永九年(1632)に鋳造した鐘が破損したため、寄付金を集めて寛文七年(1668)に完成された。

 「ごぉ〜ん、ごぉ〜ん、ごぉ〜ん」と、おごそかに時を告げる鐘の音、その昔は「善光寺の鐘が聞こえるところでは杏が実る」ともいわれ、約20キロ離れた杏の名所、更埴市森まで聞こえたという。

 鐘楼は切石積みの高い基盤の上に立つ入母屋づくりで、柱は6本。「南無阿弥陀仏」にちなんだという。

アクセス

列車=JR信越線長野駅から徒歩15分。
マイカー=上信越自動車道長野ICから県道、国道117号で8.5キロ、30分。善光寺裏に大駐車場あり。

<問合わせ先>
長野市公害環境課・長野県長野市緑町1613、026・224・5034
善光寺事務局・長野県長野市元善町491、026・234・3591 FAX026・235・2151