道行く人にやさしく語りかけてくれる大木の並木みち
成蹊学園ケヤキ並木

樹風

東京都武蔵野市

●よく聞ける時期
1年中いつでも、耳を澄ませばケヤキ並木が奏でる音の風景に触れることができる。できれば早朝がおすすめ。

●よく聞けるところ
並木道はおよそ500メートルつづく。幹線道路から離れる中ほどまで歩くとよい。

●寄りみち
南北にのびるこのケヤキ並木を起点に、さらに西方向にトウカエデ、スズカケ、サクラ、ユリノキの、種類の異なる4本の並木道がのび、落ち着いた雰囲気をかもし出しているので、散策によい。

 成蹊学園のシンボルともいえるケヤキ並木は樹齢80年以上、高さ12メートルにもおよぶ古木124本が、7メートル間隔に整然と並ぶ。その美しさは比類のないものだ。

 並木に立ち、目を閉じ、耳を澄ますと、四季折々、実にさまざまな「音」が聞こえてくる。春の新緑はやさしく爽やかな葉ずれ、夏は濃い緑の下のしじま、晩秋の軽やかな落ち葉の音、木枯らしが強く葉や枝をたたく初冬、また、鳥や虫たちの格好のすみかにもなっている。

 都市化が進み、まちの緑もだんだん少なくなってきた武蔵野市にあって、このケヤキ並木はホッと心の和む市民のオアシスとも呼べる場所だ。

アクセス

電車・バス=JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅から関東バスで約10分、成蹊学園前下車。周囲は住宅地のため、駐車場はない。

<問合わせ先>
武蔵野市環境部環境対策課・東京都武蔵野市緑町2−2−28、0422−51−5131