渓流の音の中を森林軌道のトロッコが走る
千頭川の渓流とトロッコ
渓流・軌道

鹿児島県屋久町

●よく聞ける時期
1年中、定期運行の時

●よく聞けるところ
森林軌道沿線

●寄りみち
安房からクルマで40分の屋久杉ランドは標高1000〜1300メートルで、屋久杉の原生林をぬうように遊歩道がある。森林浴と渓谷美がいっしょに楽しめる。

 屋久島は標高1935メートルの宮之浦岳をはじめ、洋上のアルプスといわれる急峻地形で、樹齢千年を越える屋久杉が林立する。なかでも樹齢7200年もの縄文杉の原生林をはじめとする極めて特殊な森林植生が、わが国初の世界遺産にも指定された。

 屋久杉の山を流れる安房川とその支流の千頭川の渓流にからまるように、屋久島森林鉄道の軌道がある。大正後期に敷設され、屋久島の森林開発の動脈として活躍したもの。70年を過ぎた今日も、土埋木の搬出と屋久島電工の発電所管理用として、生きつづけている。全国でも唯一、現役の森林鉄道だ。

 シーンと静寂が漂う森の中、小さなトロッコ電車がガタンゴトンと音を立てて橋を渡る。のどかなトロッコと渓流の複合音は、屋久島ならではのものだ。

アクセス

タクシー=発着場の荒川登山口までは、宮之浦港から車1時間10分。
 屋久島空港から車50分。利用者の安全確保のため千頭川周辺森林軌道への進入はできません。現在、荒川登山口から小杉谷までの森林軌道沿線で渓流とトロッコの音が楽しめます。

<問合わせ先>
屋久町企画調査課・鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間157、09974・7・2111