滝壷に落ちる水流が無数の岩孔に反響して
三之宮峡の櫓の轟

宮崎県小林市

●よく聞ける時期
1年中、いつでも

●よく聞けるところ
三之宮峡遊歩道第8トンネルを過ぎ、「千畳岩」手前付近

●寄りみち
三之宮峡の岩瀬川の下流には奇岩の陰陽石がある。別名龍岩、夫婦岩とも呼ばれて人気がある。小林市から県道1号で4キロの出の山公園は霧島の湧水を利用した水と緑の公園。宮崎県出の山淡水魚展示館があり、ゲンジボタルの里でもある。

 三之宮峡は、高さ30メートルをこえる「びょうぶ岩」、ほら穴の「カッパ洞」、龍伝説を伝える岩々などの奇岩と緑、清流が四季を通じて織りなす水と岩の自然境で、宮崎県の緑地環境保全地域に指定されている。

 約1キロの遊歩道には”青の洞門”を思わせる11のトンネルがあり、絶好のピクニックコースだ。「櫓の轟」とは、渓流の落差が7メートルあまり、巨石に囲まれた滝壷に落ちる音である。まわりの場所ではふつうの沢音のように聞こえるが、滝壷をのぞきこむと淵にこもった滝音がとどろきわたることから、「櫓の轟」と呼ばれるようになった。周辺の渓流沿いでは、鳥のさえずりやカジカの鳴き声も楽しめる。

アクセス

列車・タクシー=JR吉都線小林駅下車、タクシーで約15分。その先遊歩道約1キロ。マイカー=小林市から国道265号で、その先道が狭くなるので十分注意すること。駐車場は約10台。

<問合せ先>
小林市商工観光課・宮崎県小林市大字細野300、0984・22・8684