一気に落ちゆく水柱の轟音と、ほとばしる飛沫
那智の滝

和歌山県那智勝浦町

●よく聞ける時期
1年中聞ける。多雨の時期がとくによい。

●よく聞けるところ
滝へ降りる坂の中段から下段くらいのところ。

●寄りみち
背後に那智山をひかえた勝浦温泉は、白浜とならんで南紀を代表する海の温泉郷。勝浦湾の島々と青い海が織りなす景観が素晴らしい。ゆっくり温泉につかったり、紀伊の松島を遊覧船でめぐったりなど、のんびりできる。

 那智の滝は、落差133メートル、日本三名瀑に挙げられる滝として全国的に知られている。 

古くから熊野詣での目的地のひとつでもあり、原生林の中を飛沫をあげながら落下する様子は、訪れるものを荘厳な気持ちにさせてくれる。滝のしぶきにふれると延命長寿の霊験があると伝えられ、参拝客や観光客が途絶えることがない。

 那智大社への参道からは、遠く滝音が聞こえるだけで姿は見えず、さらに本殿へ入れば、地形の関係で音さえも聞こえなくなるが、そこから奥へ進むと大滝が豪音とともに現われる。その変化する滝音が、古来、人々にこの地の神秘性を強く印象づけてきている。

アクセス

列車・バス=JR紀伊勝浦駅から熊野交通のバスで25分、滝前下車。
マイカー=国道42号から那智山へ約10キロ。駐車場あり。

<問合せ先>
那智勝浦町生活環境課・和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字築地7−1−1、電話07355・2・0555