鹿の呼び声をやさしく包む古寺の鐘のひびき
春日野の鹿と諸寺の鐘

鹿・鐘

奈良県奈良市

●よく聞ける時期
鹿の鳴き声は自然に聞けるが、東大寺の鐘は毎晩8時、興福寺の鐘は1日3回朝6時、正午、夕方6時に鳴る。

●よく聞けるところ
鹿の鳴き声は春日野周辺で、鐘の音は、双方の寺の周辺にて。

●寄りみち
豊富な文化財に足を止めながら、時間をかけて市内と近郊をまわってみよう。

 興福寺、東大寺、春日大社はもちろんだが、ちょっと足を伸ばして新薬師寺、白亳寺も見ておきたい。西郊なら西大寺、秋篠寺、薬師寺、唐招提寺も落とせない。

 奈良市のほぼ中央に位置する春日野あたりは、初夏の鮮やかな緑はもちろん、四季それぞれに多様な姿を見せるとともに、約1200頭もの野生の鹿が、訪れる人々をつぶらな瞳で迎えている。

 早朝、この辺りを散策していると、静けさのなかに時折鹿の鋭い鳴き声が響き、さわやかな空気に溶けあったその風景が、心をなごませてくれる。

 また、奈良の歴史の象徴ともいえる社寺も数多く、奈良公園の玄関にあたる五重塔のそびえる興福寺、大仏殿を構える東大寺はその代表である。そして寺々の鐘は、創建の頃より時の流れをこえた重みのある鐘の音を響かせ、古都奈良の町と人々に安らぎを与え続けている。

アクセス

電車・バス=近鉄奈良駅から徒歩15分。またはJR奈良駅から徒歩で25分。市内循環バスもある。
マイカー=京都から42キロ、大阪から38キロ。駐車場はあるが、土・日・祝日は市内の有名寺社は満車状態。

<問合せ先>
奈良市企画部環境交通課・奈良県奈良市二条大路南1−1−1、電話0472・34・1111