調子のいい節にのって、踊る今宵もまた楽し
常光寺境内の河内音頭

大阪府八尾市

●よく聞ける時期
毎年8月23、24日の両日。冬以外正調河内音頭保存会が境内の稽古場で練習している。

●よく聞けるところ
常光寺境内。この時期、市内のどこでも地蔵盆が開かれ、盆踊りも開かれる。

●寄りみち
八尾市の東郊、信貴山縁起絵巻でも有名なラクダのコブのような信貴山は、近鉄信貴山口からケーブルとバスを乗り継いだところ。広大な境内の朝護孫寺は聖徳太子が開祖と伝えられている。霊宝館も興味深い。

 河内音頭は、口説き形式の盆踊り唄で、日本を代表する音頭である。多くの流派がある中で、常光寺で歌いつがれている「流し節・正調河内音頭」は、その原型とされている。

 約600年前、時の将軍、足利義満の命でこの寺の再建にあたった人たちが、木材を運びながら歌った木曳歌というのがその始まりという。ここ、八尾が河内音頭の発祥の地といわれるゆえんである。

 毎年8月23、24日には、常光寺境内をはじめ、八尾市内のいたるところで地蔵盆踊りが開催される。常光寺のものが一番盛大で、提灯で飾られた境内には河内音頭がひびき、人々は思い思いに踊る。冬場以外は、保存会の人々が境内で練習もしているという。

アクセス

電車=近鉄八尾駅から南西へ徒歩7分。
マイカー=大阪梅田から国道25号で15キロ。駐車場あり。

<問合せ先>
八尾市環境総務課・大阪府八尾市本町1−1−1、0729・24・3866