虫の音色にあいまって時をうつ、白亜の名城の時の鐘
彦根城の時報鐘と虫の音

鐘・虫

滋賀県彦根市

●よく聞ける時期
時報鐘は1年中聞くことができるが、ヒグラシの蝉しぐれは7月下旬から8月下旬、スズムシ、マツムシなどは9月〜10月に限られる。

●よく聞けるところ
鐘の音は彦根城周辺で。スズムシ、マツムシなどは城内玄宮園、ヒグラシは彦根城内一帯で聞ける。

●寄りみち
 彦根は井伊家35万石の城下の風情を色濃く残している。カギのように入り組んだ小道や古い町並みが、長い歴史を感じさせる。
 彦根港からは、多景島や竹生島めぐりの遊覧船も出ている。

 琵琶湖畔の小高い丘の上に端正にそびえたつ白亜の彦根城。その時報鐘は、国宝に指定されている天守のすぐ近く、城下を一望できるところにある。元は鐘の丸にあったが、城下一帯によく聞こえるように、現在の場所に移された。

 12代藩主、井伊直亮の時代に、より音色の美しい鐘にするために、小判を入れて造られたと伝えられており、現在でも時代の移り変わりを音色で知らせる”時のオルゴール”として、城の係員によって朝6時から夕方6時までの3時間ごとにつかれている。

 また、彦根城を背景に聞こえるヒグラシの蝉しぐれや、スズムシなどの虫の音は、旧大名庭園「玄宮園」の風情を醸し出している。毎年9月には、虫の音を聞きながら邦楽、野点を楽しむ「玄宮園で虫の音を聞く会」が催される。

アクセス

列車・バス=JR彦根駅から近江バス、ブリヂストン線で3分、徒歩15分で彦根城表門へ。そこから時報鐘まで徒歩5分。
マイカー=名神高速道路彦根ICから10分。彦根城周辺の二の丸、桜場、大手前に有料駐車場がある。時報鐘まで徒歩5分。

<問合わせ先>
彦根市市民生活部生活環境課または産業部観光課・滋賀県彦根市元町4−2、0749・22・1411