64 灘五郷の酒づくり

阪神間約12kmの範囲に酒造メーカーが集合しており、仕込期には新酒の香りが漂っている。寛永年間に西宮で醸造が始まり、灘五郷は今日まで400年を経ているが、酒文化の歴史を後世に伝えるための資料館・記念館等を開設している。
また、地場産業の振興・活性化を図ることを目的とし、神戸市では「酒を活かすまちづくり懇談会」・西宮市では「西宮酒ぐらルネサンス」などを通じ活動中。
阪神・淡路大震災により、すべての酒蔵は大きな被害を受けたが、環境・景観を守るため、酒蔵独自の建築物として復元再建した。
 
所在地 兵庫県神戸市、西宮市
かおりの源 灘の酒
季節 秋から冬

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